CNDT2021に運営として参加したので非公式かつ自身にフォーカスしてふりかえる

CloudNative Days Tokyo 2021(CNDT2021)に運営として参加しました。

前回のCI/CD Conference 2021 by CloudNative Days(CICD2021)から継続して、Dreamkastチームの一員としてインフラまわりを担当しました。 「Dreamkast? なんだそれ? 気になるぞ」という方はDreamkastチームの先輩方の発表をご覧ください。

event.cloudnativedays.jp

speakerdeck.com

やったこと

CICD2021前にPrometheusとLokiを入れました。入れるところまでで時間切れでした。 CNDT2021に向けてはGrafanaダッシュボードを作成しました。公開されているものを使うケース、自前で用意するケースのどちらもありました。 もともと想定していたダッシュボードは一通り完成したかと思います。

Podのメトリクス取得に随分手こずってしまいました。で、こんな記事も書きました。 zenn.dev

そういえば、CICD2021後の最初の作業は開発用EKSクラスターの作成でした。「CloudFormationなんもわからん」という状態から教わりながらやりました。最近も少しCloudFormationを触りました。

本番前最後の週末に「AWS IVSとMediaLiveのメトリクスがあるとうれしい」となりました。IVSとMediaLive用のGrafanaダッシュボードは公開されていなさそうということで、CloudWatchダッシュボードを作成することになりました。CloudWatchダッシュボードを触るのは初めてでしたが、その日のうちに実現方法が固まり、翌日には完成しました(うろ覚え)。

ふと思いついてcloudnativedaysjp/dreamkast-infraのコミットログを見てみました。

$ git log --author 'Naoki Oketani' --since '2021/09/04' --oneline
7763b910 Update manifests/app/dreamkast/overlays/production/main/hpa.yaml
36e67370 prd: reduce the number of HPA replicas
a3ce2561 prd: bump grafana from 8.1.6 to 8.2.3 to fix CVE-2021-41174
a0590757 dev: bump grafana from 8.1.6 to 8.2.3 to fix CVE-2021-41174
193d183c attach AWSElementalMediaLiveFullAccess to Node
544170cd prd: grafana as statefulset and add manually managed dashboards
5d3097bf dev: set datasource parameter
cfbbafbe dev: add "AWS CloudWatch Synthetics" grafana dashboard
4a0e235f dev: add "Contour - HTTPProxy" grafana dashboard
720e8d4d dev: add manually managed grafana dashboards
4ba5c2a8 dev: grafana as statefulset
b89f3d58 dev: fix a invalid value of grafana-dashboards-default
0f9b6f67 set legendFormat of counter metrics
4f2c1768 dev: create Kubernetes Pod dashboard
6b2c9cad prd: update grafana from 8.1.5 to 8.1.6
8aded34e dev: update grafana from 8.1.5 to 8.1.6
19be1639 add service-monitor for kubelet (cAdvisor)

17コミットありました。コミットがすべてではないとはいえ、思ったより少ない・・・?

イベント当日は両日とも本業を済ませた後、リモート待機してGrafana/CloudWatchダッシュボードやTwitterを見たり、kubectlで色々調べたりしていました。

わかったこと

CICD2021では、体力不足や持病により準備期間は1ヶ月ほど空白期間があった、イベント当日は途中でお布団内待機に切り替えた、といった有様でした。 CNDT2021では、準備期間もイベント当日も安定して稼働できたと思います。ウォーキングの甲斐もあって体力がついてきましたかね。

技術面は広さも深さもまだまだだなーと感じています。 メトリクスとログを取っているもののうまく活用できませんでした。予測できない、事後的にも説明できない事象がいくつかあったように思います。

あれ、クロージングセッションで何か告知があったような?

次にやること

はい、2022年3月にObservability Conferenceやります。

私はObservabilityチーム(新設)とDreamkastチームを兼任予定です。 Railsで実装されているdreamkastもやってみたいですが、Observabilityとdreamkast-infraで手一杯ですかね。

クロージングセッション(うろ覚え)で「CloudNativeを掲げていますから我々自身もCloudNativeで」という発言がありました。 次は「Observabilityを掲げていますから我々自身もObservabilityもちろんやっていますよ」となるわけですね。(いい意味で)プレッシャーだな・・・

Observability ConferenceについてはCNDT2021プレイベント(冒頭で紹介したスライド)でも仮の告知があったことを覚えている方はいるでしょうか。 https://speakerdeck.com/shotakitazawa/cd-wakuhurofalsebian-qian?slide=58

Observabilityチームに限らず、運営やってみたいという方はJOBBOARDをチェックして実行委員会メンバーに連絡するなり申込フォームに登録するなりしていただけるとうれしいです!

やらないであろうこと

後ろ向きなことを書くのはいかがなものかと思いつつ、2022年3月の自分に向けて記しておきます。

イベント当日は現場組とリモート組でDiscordをつないでいました。現場の会話を聞くに、幼少から超絶機械音痴の私(なぜ、この業界にいるのか?)はまったく役に立たないどころか足手まといになること間違いなしと強く感じました。現場は頭数も必要でしょうからこんな表明をするのも心苦しいところはありますが「自分よ、変な色気を出して現場に行こうと思うなよ」

機械音痴を抜きにしても過敏性腸症候群を抱える身としてはしんどい気がします。

おわりに

個人のふりかえりのポエムチックな部分を書いてみました。

Grafanaダッシュボードを作るうえでハマったことなど技術的な話は後日Zennに投稿予定です。 Observability Conferenceまで引っ張るネタでもないので。

CICD2021のふりかえりも貼っておきます。

ngoktanio.hatenablog.com

それではまた。少し休んでアーカイブ視聴するぞ!